試食は小芋用品種「土垂系」を、蒸しと和風煮で行いました。
1は関東で良く作られている品種で、やや長いかたちで、独特のぬめりがあります。2は千葉県の主要品目です。3は千葉県農業総合研究センターが育成した新品種で、「調理加工しやすくおいしい丸型」が開発の主旨です。4は約2,3百年前に上方より来た伝燈寺の僧侶が普及したといわれるサトイモで、石川県が在来種の保存と生産維持に取り組み始めました。
それぞれのサトイモを煮ているときはアクの出方や煮えるまでの時間が異なり、試食においてはぬめりなど食感、味に微妙な差が出て、試食後に行われたディスカッションでは参加者の好みが分かれました。
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