◆長岡巾着なす・梨なす・八石なす <ナス科> 原産はインド東部。水分が93.2%でとりたてて栄養があるわけではない。果肉にクロロゲン酸などのポリフェノール類を含み、切り口が空気に触れると褐変したり、エグミの原因になる。アントシアニン系の色素であるナスニンが含まれていて、動脈硬化や老化予防に効果があるといわれる。
巾着なすは、直径約10cm前後にもなる、ややつぶれた球形のなす。ヘタ付近に浅いしわが入った様子が巾着に似ていることから、この名がある。果皮はやや固めで、果肉はしっかり詰まっている。
<試食後の主な感想>
◎巾着なすの蒸かしなす
◎巾着なすのソテー
◎梨なすの浅漬け(市販の加工品)
◎梨なすの焼きなす
□八石なす 八石なすは泉州水なすの系統で、直径7cm程度の短卵型を押しつぶしたような巾着型。皮はやわらかく、果皮は緻密で水分を多く含む。漬けなすに適するが、栽培が難しく、1本の木に50個ほどしか実をつけない。十全なすとも呼ばれる。
◎八石なすの生