タイトル<野菜の学校>
● 2010年度「野菜の学校」 ●
- 2010年9月授業のレポート -
【当日の長岡野菜とその料理】
※植物分類表記は、系統発生解析による新しいAPG分類体系に基づく。

またたび <マタタビ科>

 マタタビという名前は、アイヌ語の「マタタムブ」から来たという説が有力。マタは冬、タムブは亀の甲の意味で、果実を表した呼び名ではと見られている。マタタビはツルも実も生薬として用いられる。「猫にマタタビ」とよくいわれるように、ネコ科の動物はマタタビの臭いであるマタタビラクトン、アクチニジンに恍惚を感じることは有名。

 若い果実は辛いが、熟すとおいしい。若い実は塩漬けにし、滋養強壮、冷え性に効果的。マタタビ酒も薬用酒として冷え性や神経痛、リューマチなどに効き目があるとされる。

<試食後の主な感想>

 ◎またたびの塩漬け(昨年に漬けたもの)

  • 独特の苦みと風味が面白い。やみつきになりそうです。

  • 不思議な味。ちょっと苦い。

  • 薬草みたいな独特の香りがある。

  • 初めて食べた!! 独特の香り。苦み。オリーブのように、ワインのような洋酒にも合いそう

またたびの塩漬け
  • 独特の風味と苦みがあり、塩漬けとして食べるだけでなく、ピザのトッピングや、オリーブのようにカクテルに入れたりして使えるのではないかと思った。

  • 中がシャキシャキ。後で苦みが口の中に残る。オリーブのかわりに。

  • 苦みがあるが、ちょっとクセになる味!! 口に入れたときは塩味を感じ、食べているうちに苦さを感じる。ひとつで二度おいしい。日本酒や焼酎のおつまみに合う気がする。
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