タイトル<野菜の学校>
● 2010年度「野菜の学校」 ●
- 2010年12月授業のレポート -
【当日のなにわ野菜とその料理】
※植物分類表記は、系統発生解析による新しいAPG分類体系に基づく

◆大阪しろ菜 <アブラナ科>

 ルーツは不明だが、原産地は地中海沿岸で、中国経由で入ったといわれる。山東菜と体菜、または白菜と体菜の交雑によってできたつけ菜とされている。暑さ・寒さに強く、四季を通じて栽培できる。

 アクやクセが少なく、あっさりした味、シャキシャキした歯ごたえで、庶民の野菜として広く食されている。おひたし、からしあえ、ごまあえ、煮もの、みそ汁、漬け物などに。「しろ菜とあげさんのたいたん」は大阪の代表的なおばんざい。


大阪しろ菜


大阪しろ菜と油揚げの煮びたし

>>> 2010年12月「なにわ(大阪)の伝統野菜」レポートトップに戻る