◆金時人参(きんときにんじん) <セリ科>
原産地はアフガニスタンで、16世紀頃に中国経由で伝わった。金時人参は根が深紅色で長さ30cmほど。北区天神橋、木津、今宮が発祥で、昭和10年頃には大阪人参とも呼ばれた。
人参に豊富なカロテンは、赤橙色が濃いものほどカロテノイド色素が多い。 金時人参はめでたい赤色なので、正月の雑煮や煮しめなどのおせち料理には欠かせない。紅白なますにすると大根の白とのコントラストが美しい。煮くずれしにくいので煮ものにも向く。
金時人参
金時人参の和風煮
金時人参のケーキ