● 2011年度「野菜の学校」 ●
- 2011年4月授業のレポート -
【食べくらべ後の主な感想・意見】
ひともじとわけぎは、見た目、食感が似ている。ひともじは甘く、比較するとわけぎは少し筋っぽく固い印象。あさつきとわけねぎは青ねぎっぽく、筋っぽかった。
ひともじとわけぎ、あさつきとわけねぎの2つに分かれ、両者は別物だと感じた。前群は白く、ねっとりし、香りが少なく上品。あさつきはぬめりや甘みが少なく、シャキシャキして、全体的にくせがないと感じた。
ひともじとわけぎはヌメヌメ、ヌルヌル、わけねぎはねぎっぽい。あさつきは別物で、生は辛いが、ゆでると独得のうま味を感じた。
ひともじはぬめりをとってからぐるぐるにするのでは? そうすると噛み切りやすい。わけぎは噛みきりにくく、筋が残った。
グループで話し合っていると、出身地によって好みが違って、興味深かった。ひともじは水っぽく、ヌメリが強かったので、調理はむずかしいのでは? わけぎはひともじとは水分量が違う感じで、ねぎに近く、関東ではなじみがない味わい。あさつきは酒に合いそう。わけねぎはクセがなさすぎるので、調味次第という印象。福岡出身者は、ひともじになつかしさ、安心感があったそうだ。
ひともじは、やわらかく、ヌルヌル、シャキシャキ、わけぎもひともじ同様のボリューム感と甘みがあった。あさつきはヌメリがあり、野性味が最大。わけねぎはねぎっぽい香りで、筋が立つ感じ。名古屋出身の人から、土手にはあさつきが生えていたが、関東の土手ではのびるだった、といった話があった。
ひともじ、わけぎは、香りも弱く、食べやすい。わけぎは筋っぽくて、葉たまねぎに似ている。あさつきは野性味があり、香りも食感も力強い印象だった。
ひともじ(熊本)
わけぎ(広島)
あさつき(山形・庄内)
わけねぎ(埼玉)
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