◆水前寺菜 <キク科>
葉の表は緑、裏は赤紫。石川では金時草、沖縄ではハンダマと呼ばれる。元々は熱帯アジア産で、熊本へは京都から伝わったとされる。名前の由来は、熱湯に入れると口当たりが水前寺のりに似ている、水前寺で栽培されていた、水前寺の茶会で茶花としてよく使われた等々。熊本県では葦北町、玉名郡三加和町などで栽培されている。 葉の赤紫色はポリフェノールを含み、抗酸化作用があるといわれる。 生でサラダに、ゆでてぬめりが出たものを、おひたしや酢みそ、三杯酢などにする。
水前寺菜
水前寺菜の酢のもの