◆芋の芽 <サトイモ科>
芋の芽はサトイモの芽のことで、芽いもとも呼ばれる。熊本に伝わる赤芽ミヤコイモの親株を、モミガラの中で保温したり、土をかぶせたりして8ヶ月ほど育てて芽を出させ、それをアスパラガスと同じように軟白栽培したもの。火山灰質の黒土がうま味を引き出している。 米のとぎ汁や酢で下ゆでして、アクを抜いてから、あえもの、酢のもの、みそ汁の具などに。ずいきよりえぐみが少なく、きめ細かく、独特のスルリとしたなめらかな舌ざわりが特長。
芋の芽
芋の芽のオリーブ油焼き