タイトル<野菜の学校>
● 2011年度「野菜の学校」 ●
- 2011年4月授業のレポート -
【当日のひご野菜とその料理】
※植物分類表記は、系統発生解析による新しいAPG分類体系に基づく

◆熊本赤なす <ナス科>

 肥後の赤なすは、宮崎県の佐土原なすが起源とされ、熊本長なすとして長く各農家で自家採種されていたものを、県が整理して「ヒゴムラサキ」として育成した。

 長く、皮は赤紫色、果肉はやわらかく、アクが少なく、甘みがある。

 肥後の赤なすは、皮ごとみそ汁に入れても汁の色はあまり変わらないが、果肉は茶色になってしまう。焼きなす、煮なすが最適だが、アクが少なく青りんごのようなさわやかな香りがあるところから、生でサラダにしても美味。


熊本赤なす


熊本赤なすの塩こんぶあえ

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