◆大和まな <アブラナ科>
つけ菜で小松菜の仲間。奈良市、宇陀市、大和高田市などで栽培されており、「まな」の愛称で親しまれている。葉は小松菜に大根葉のような切れ込みが入って。濃緑色で肉質はやわらかく、甘みに富む。12月以降、霜に当たると、やわらかさと独特の風味が増す。
収穫は冬の一定時期で、短期間で葉が黄変するために流通に乗りにくかったのを、奈良県農業試験場が品種の系統選抜を行い、周年栽培を可能にした。
最近の研究では、イソチオシアネートを含むため、抗ガン活性作用や免疫向上機能などがあると報告されている。
調理は、煮もの、漬け物、炒めもの、おひたしやからしあえなどに。
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