タイトル<野菜の学校>
● 2011年度「野菜の学校」 ●
- 2011年5月授業のレポート -
【当日の大和野菜とその料理】
※植物分類表記は、系統発生解析による新しいAPG分類体系に基づく

◆大和まな <アブラナ科>

 つけ菜で小松菜の仲間。奈良市、宇陀市、大和高田市などで栽培されており、「まな」の愛称で親しまれている。葉は小松菜に大根葉のような切れ込みが入って。濃緑色で肉質はやわらかく、甘みに富む。12月以降、霜に当たると、やわらかさと独特の風味が増す。

 収穫は冬の一定時期で、短期間で葉が黄変するために流通に乗りにくかったのを、奈良県農業試験場が品種の系統選抜を行い、周年栽培を可能にした。

 最近の研究では、イソチオシアネートを含むため、抗ガン活性作用や免疫向上機能などがあると報告されている。

 調理は、煮もの、漬け物、炒めもの、おひたしやからしあえなどに。


大和まな

大和まなのおひたし

大和まなの煮びたし
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