◆香りごぼう <キク科>
大和こだわり野菜の一品目で、普通のごぼうより根が20cmほどと短く、やわらかく、香りが強い。ごぼうは砂地を含む水はけのよい土地を好むので、吉野川の河岸段丘にある五條市、北宇智地区で水田の裏作として栽培され、3月下旬〜5月末に出荷される。前半はサラダごぼう、後半は山田早生で、いずれも雑草に弱いため、冬場も草むしりを必要とする。
皮の部分に香りやうまみがあるので、皮はたわしでこする程度にし、水にもつけすぎないこと。香りごぼうはアクが少ないので、水にさらしただけで生でサラダにできる。その他、きんぴらごぼう、天ぷら、煮ものに。
|