● 2011年度「野菜の学校」 ●
- 2011年6月授業のレポート -
【食べくらべ後の主な感想・意見】
かりもりは皮が固く、肉質が緻密、白うりは失敗したきゅうりの印象、はぐらうりは果肉がやわらかく、塩がしみこみやすいと思った。
かりもりと白うりは食感を楽しむグループで、はぐらうりはちょっと違う感じ。かりもりは生でスライスしても食感が生き、煮込んでもやわらかくはならないので、生で食べるほうがいいように思う。白うりは色がきれいなので、色を生かしたいためものに向く。はぐらうりはきゅうりに近く、みずみずしい味わいだった。
おじさん2人ははぐらうり、若い世代はかりもりの生で食べるパリパリ感を好んだのは、世代の違いか?
かりもりは果肉がしっかりして皮が固く、塩味がしみこみにくい。塩は、はぐらうり白うり、かりもりの順に効きそうで、家庭でははぐらうりが使いやすい。また、奈良漬けにしたかりもりは、一般の白うりのそれに比べて、とても食べごたえがある。
かりもりは果肉がしっかりして、皮が固い。最初は青臭いが、かんでいると味が出て、パリパリ感が今風な気がした。はぐらうりは歯がグラグラする人でも食べられるからこの名がついたというだけあって、やわらかいが、歯切れもよい。白うりは後味がほろ苦いという人もいた。
かりもりは見た目も食べた時もしっかりした印象で、メロンの下部の固い部分に似ている。塩味が入りにくそう。はぐらうりは逆に味が入りやすそうで、最後に甘さも残った。白うりはややふんわりした食感に思った。
かりもり、白うり、はぐらうりの順に固い。かりもりは、生でも漬けても皮も実も固く、青臭さを感じた。はぐらうりは種のまわりにメロンのような甘さがあった。
かりもり
白うり
はぐらうり
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