◆早生かりもり <ウリ科>
かりもりは尾張地方に古くから在来の白うり品種で、別名「堅瓜(かたうり)」。早生かりもりは、かりもりから派生した品種と見られ、早生で収量も多い。尾張から西三河の刈谷市、碧南市にかけて栽培されている。
ハウス栽培で、収穫が遅れると果実にひび割れができ、皮が固くなるので、400g以下の幼果で収穫される。3月頃から浅漬けの材料として出荷され、淡緑色と歯切れのよさから名古屋の初夏を代表する食材になっている。
浅漬けの他、しょうゆ漬け、奈良漬け、鉄砲漬けなどに、塩もみしたり、サラダにも。
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