1.各品種の評価について |
【大玉品種】 |
(1)
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大玉A品種について |
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- 総合評価の(男女)全体で、秀でていると、優良であるの評価が約90%と高評価であった。
- 特に女性の評価が高く、果肉色の評価でも高かった。
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(2)
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大玉B品種について |
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- 総合評価で、秀でていると、優良であるの評価が約90%弱で、比較的評価が高かった。
- 各項目について、男女間の差異は少なかった。
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(3)
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大玉C品種について |
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- 果肉色の評価は比較的高かったが、シャリ感、甘み、総合評価はやや劣った。
- 男女間での評価の差異は少なかった。
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(4)
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大玉D品種について |
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- 総合評価の全体で、秀でている、と優良であるの評価が約95%と高い評価であった。
- 肉質ではやや評価が低いが、シャリ感と、甘みの評価が高かった。
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(5)
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大玉E品種について |
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- 果肉色の評価がやや低かった。
- 総合評価もやや低い傾向で男女間の評価に差異はなかった。
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【小玉品種】 |
(6)
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小玉 あ品種について |
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- 総合評価および甘みで、秀でている、優良であるで約90%の高い評価で男女とも同傾向
- 果肉色の評価が、秀でている、優良であるでほぼ100%と極めて高かった。
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(7)
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小玉 い品種について |
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- すべての項目で、秀でている、優良であるが80〜90%で比較的評価が高かった。
- 男女とも同じ傾向であった。
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(8)
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小玉 う品種について |
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- 肉質とシャリ感で評価がやや低かった。
- 男女とも同じ傾向であった。
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(9)
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小玉 え品種について |
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- 甘み、シャリ感での評価がやや低く、総合評価でもやや低かった。男女とも同傾向。
- 果肉色の評価は、秀でている、優良であるの評価が約90%と高かった。
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(10)
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小玉 お品種について |
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- 果肉色の評価はやや低かったが、シャリ感、甘みの評価が高く、総合評価も比較的高い。
- 男女とも同傾向であった。
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(11)
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小玉 か品種について |
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- 全項目でやや評価が低く、甘み、総合評価で評価が低かった。
- 男女とも同傾向であった。
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2.アンケート全体について |
(1)
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大玉系品種では総合評価がシャリ感と甘みの評価の中間に位置する傾向が感じられた。 |
(2)
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小玉系品種では総合評価と甘みの評価の相関が高い傾向が見られた。 |
(3)
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男女間の評価が分かれたのは、大玉A品種の果肉色と総合評価であった。 |
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- 甘み、シャリ感の評価に男女間の差は少なかったが、果肉色と総合評価には男女間差が認められた。
- 男性は総合評価と甘みやシャリ感などの食味との相関が強く、女性は果肉色などの外観品質も加味して評価している傾向が示唆された。
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