アスパラガスは代表的な緑黄色野菜であり、各種ビタミンやアスパラギン酸などの機能性成分を含み、天ぷら、サラダ、炒め物など、和洋中いずれの料理にも合い、広く利用される野菜の一つです。

 アスパラガスの生産量は農水省統計開始の2002年以降、他の大部分の野菜が減少傾向のなか、極端な年次変動がなく、2012年には栽培面積約6千ヘクタール、出荷量約2万5千トンほどで、輸入も年間1万トン近くありました。

 1980年代までの主力はホワイトアスパラガスの缶詰でしたが、現在は大部分が生鮮用グリーンアスパラガスです。なお、紫アスパラガスやミニアスパラガスも一般的に目につくようになりました。
  
 また近年、佐賀県、福島県会津地区などを主力産地とする生食用ホワイトアスパラガスへの再評価がなされており高級食材から一般家庭への普及まで広がりをみせております。

 これらのことから、本研究会では、アスパラガスの我が国への伝播と定着、栽培技術・作型と品種の変遷を振り返り、生産、流通、消費の現状と課題について知識を深め、今後について論議することにより、アスパラガスの持つ魅力を引き出し、その生産振興と消費拡大に資することを目的とします。

〜 記 〜
【開催日】
2015年7月9日(木)
【開催時間】
13:00〜17:20(12:20 受付開始)
【開催場所】
女子栄養大学 3号館 5階  松柏軒
(東京都豊島区駒込3-24-3 TEL03-3918-2543)
◎地図を参照するにはココをクリックしてください
【交通】
駒込駅(JR山手線北出口および地下鉄南北線5番出口)より徒歩4分
【募集定員】
80名(会場・展示の都合で定員になり次第締め切ります)
【参加費】
会員2,000円 非会員4,000円
(当日会場受付でお支払いください)
【申込方法】
下記の参加申込書を印刷し、必要事項をご記入のうえ、FAX(03-5294-7373)またはEメール(yasaitobunka@yahoo.ne.jpにてお申し込み下さい
【問合せ】
野菜と文化のフォ−ラム 事務局長 川口 和雄
携帯:090-9383-1614 Eメール:yasaitobunka@yahoo.ne.jp
住所:〒110-8722 東京都台東区秋葉原2-3 日農ビル1階
【備考】
終了後、情報交換会を予定しております(会費2,000円)


〜 野菜特性研究会 『アスパラガスフォーラム』 開催要領 〜

<講演1>
  「日本と海外におけるアスパラガスの栽培と消費の歴史」
  浦上敦子氏(農研機構野菜茶業研究所つくば野菜研究拠点野菜生産技術研究領域 主任研究員)
<講演2>
  「福島県におけるアスパラガス栽培の現状と今後の課題」
  藤田祐子氏 (福島県会津農林事務所喜多方農業普及所経営支援課 主査)
<協賛企業・団体の出展生産物の展示と試食>
下記 5社の展示ブ−スを予定しております。
(株)サカタのタネ、パイオニアエコサイエンス(株)、渡辺農事(株)、シンジエンタシード(株)、タキイ種苗(株)
<講演3>
  「市場から見たアスパラガスの流通・消費の現状と今後の展望」
  横山勇氏 (東京青果(株)野菜第1事業部 副部長)
<総合討議>
※終了後、情報交換会を予定しております(会費2,000円)



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有名野菜品種特性研究会レポート一覧

2012年12月4日(火) 「有名野菜品種特性研究会(中玉トマト)」のご報告

 

2011年12月12日(月) 「有名野菜品種特性研究会(サトイモ)」のご報告

 

2010年5月18日(火) 「有名野菜品種特性研究会(スイカ)」のご報告

 

2009年11月27日(金) 「有名野菜品種特性研究会(キャベツ・大玉トマト)」のご報告

 

2007年10月31日(水) 「有名野菜品種特性研究会(カブ)」のご報告

 

2006年10月12日(木) 「有名野菜品種特性研究会(ニンジン・カボチャ)」のご報告

 

2006年2月28日(火) 「有名野菜品種特性研究会(ナバナ・ダイコン)」のご報告

 

有名野菜品種特性研究会における食べ比べ評価のとりまとめ結果の概要(2)-2 (2005年)

 

有名野菜品種特性研究会における食べ比べ評価のとりまとめ結果の概要(2) (2005年)

 

有名野菜品種特性研究会における食べ比べ評価のとりまとめ結果の概要 (2004年)