料理の種類と品種は、@含め煮(くりほまれ)、A天ぷら花椒塩添え(くりゆたか7)、Bクリームスープブルジョア風(ロロン)、Cサブジ(虹ロマン)、D千切りサラダ(くりりん)、Eリゾット茸の香り(ダークホース)、Fニョッキゴルゴンゾーラ風味(恋するマロン)、Gプリン(くり将軍)の8品種で、数々の工夫が味わい深いものであった。
調理にあたっては研究会担当理事(城戸理事・新田理事)が種苗会社と念入りに品種特性を生かした調理試作を松柏軒のスタッフと行い、どの料理もたいへん美味で、カボチャは糖度が高くて、ほくほく感があるかないかだっけしか知らなかった人にこんな調理の仕方、食べ方があるとは知らなかったという人が出席者の半数くらいいて、所詮野菜は調理方法で消費は大きく伸びる要素を持っていることを強く認識させ、野菜と文化のフォーラムにとっても成果をあげた研究会だったようだ。
このあとはカボチャの育種を行っている種苗会社の担当者により自慢の品種が紹介された。(カッコ内は品種名)
当日紹介されたのはタキイ種苗(株)(ロロン)、(株)サカタのタネ(くりほまれ)、カネコ種苗(株)(恋するマロン)、(株)渡辺採種場(ダークホース)、(株)日本農林社(虹ロマン)、トキタ種苗(株)(くり将軍)、(株)武蔵野種苗(くりりん)、みかど協和(株)(くりゆたかセブン)。
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