食品の新たな機能性表示制度が施行されてから4年が経過いたしました。
当フォーラムも、平成27年度に他に先駆けて2回にわたり「新たな機能性表示制度とは何か」、「新たな機能性表示制度活用事例」等について講演会を開催いたしました。当時の届出件数は、大豆もやしのサラダコスモと温州みかんの三ヶ日農協の2社2件にすぎなかったが、現在は、トマト、ケール、ほうれんそう、りんご、メロンが加わり、29社、31件の届け出(8月14日現在)が行われている状況にあります。
野菜と果実の消費動向を10年前と比較してみると、野菜では106kgから90kgへ、果実は42kgから35kgへと大幅に減少している。一方、健康食品の市場規模は1兆円から 1.2兆円(H29年度)へと大幅に拡大した。その要因は、機能性表示食品制度が開始されたことにより、各社が積極的にこの市場に参入したことと言われております。
ついては、一向に改善されない野菜、果実の生産と消費回復等に、機能性野菜・果実がどのように資することが出来るのかなどを検討することを目的とし、下記のとおり講演会を開催いたします。多くの皆様のご参加とご意見を頂く機会としたくご案内いたします。
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