農林水産省では、平成18年度から農業・食品産業競争力強化支援事業実施要綱(平成17年4月1日付け16生産第8264号農林水産事務次官依命通知)に基づき、知識集約型産業創造型対策事業を広く一般に公募することとなった。
野菜と文化のフォーラムでは、この事業で「野菜のおいしさに係る指標等を策定」することで応募し採択された。
野菜の生産者が、野菜を供給するにあたり、消費者に好まれる品質として、鮮度のよさ、外観のよさ、食味のよさ、栄養成分の多さ等を意識している。しかしながら、これらの要因を総合的に考慮した「おいしさ」に着目し、品質の評価指標として、検討した取組はみられない。また、野菜のおいしさに係る指標の確立については、生産者、流通関係者から強い期待が寄せられている。
このため、栄養学、農学等の専門家、外食・中食業者等の協力の下、野菜のおいしさの指標化に向け、野菜のおいしさについて消費者との共通認識を図る取組等を実施した。
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