第4章
T 消費者アンケート調査結果
2 アンケート調査結果
(2) 野菜の購買行動
 
4) おいしさに関する情報への要望
   野菜を購入するときに「おいしさ」に関する情報(味、香り、食感等の食味に関する情報)が店頭に表示されることをどのように考えるかについては、「是非あった方が良い」との積極的な意見は23.9%と全体の四分の一、「どちらかといえばあった方が良い」が58.9%であり、合計すると82.8%が情報提供を望む回答であった。
 地域別には、甲信(8.9%)と四国(15.9%)を除くと「是非あった方が良い」はいずれも20%以上の回答比率であり、「どちらかといえばあった方が良い」はどの地域ともに50%を上回った。なお甲信(22.2%)と四国(22.1%)の2地域では「なくても良い」が20%を上回った。
 年齢別には、「是非あった方が良い」は20代で27.7%と他より回答比率が高く、50代では「なくても良い」が21.0%と高かった。
   
 

図2-2-4 おいしさに関する情報の提供

 

表2-2-4 おいしさに関する情報の提供

全体
ぜひあった方が良い
どちらかといえばあった方が良い
なくても良い
わからない
その他
全体
2,000
23.9%
58.9%
15.3%
1.6%
0.4%
北海道
東北
関東
北陸
甲信
東海
近畿
中国
四国
九州
95
135
685
75
45
220
335
120
145
145
21.1%
28.1%
26.0%
21.3%
8.9%
24.1%
24.8%
26.7%
15.9%
21.4%
65.3%
52.6%
58.1%
68.0%
62.2%
56.8%
59.1%
57.5%
60.0%
60.7%
10.5%
17.0%
14.5%
10.7%
22.2%
17.7%
14.0%
12.5%
22.1%
15.9%
3.2%
2.2%
0.9%
0.0%
4.4%
1.4%
1.8%
2.5%
2.1%
2.1%
0.0%
0.0%
0.6%
0.0%
2.2%
0.0%
0.3%
0.8%
0.0%
0.0%
20代 女性
30代 女性
40代 女性
50代 女性
60代 女性
390
410
400
424
376
27.7%
21.5%
24.8%
20.5%
25.5%
61.5%
60.5%
60.3%
57.1%
54.8%
9.5%
15.9%
12.5%
21.0%
17.3%
1.0%
2.0%
2.3%
0.9%
1.9%
0.3%
0.2%
0.3%
0.5%
0.5%
   
(宮城大学教授 小 田 勝 己)
 


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