硬度は噛みついた時の硬さ、CIはパリパリした感覚に対応する。CI、果皮硬度とも保存により増加する傾向にあった。これは官能評価における「食感(歯ごたえ)」の増加とも傾向が一致する。Aについては官能評価の「食感」値が低いが、果肉硬度、CIが低いことだけでなく、より軟らかい部分である胎座の割合が大きいことも寄与しているものと推定される。
糖を個別に分析するのはかなり煩雑で時間を要する。血糖値診断用のセンサー(グルテスト)を用いた迅速評価を試みたところ、ブドウ糖の分析値と傾向が一致した。
文献
堀江ら(2004) 園芸学研究,3,425-428.
Sakata, Y.ら(2008) J. Japan Soc. Hort. Sci., 77, 47-53.
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