にんじんを購入した回答者に対して、3品目のどの品目を購入したのかについて調査を実施し、さらに複数購入した回答者には一番印象が強い品目のものに◎印、それ以外のものに△印をつけて調査を行った。調査合計では、最も購入の多い品種は「ひとみ五寸」58.6%と過半数を占め、次いで「馬込」22.9%、「向陽二号」18.6%の順であった。これを年代別にみても大きな変化はみられない。
次に、試食ありと試食なしの別の調査合計でみると、試食ありでの最も購入の多い品種は「ひとみ五寸」71.6%と圧倒的に多く、次いで「馬込」17.6%、「向陽二号」10.8%の順であった。これを年代別にみると、30代から40代では「ひとみ五寸」は62.5%、「馬込」29.2%であったが、50代以上では「ひとみ五寸」は77.6%と購入が高まり、「馬込」は12.2%と購入が低くなっている。一方、試食なしでの最も購入の多い品種は「ひとみ五寸」43.9%、次いで「馬込」28.8%、「向陽二号」27.3%の順であった。これを年代別にみると、30代から40代では「ひとみ五寸」は46.2%、次に多く購入しているのは「向陽二号」の30.8%であり、「馬込」は23.1%である。50代以上では「ひとみ五寸」は44.7%、次いで多く購入しているのは「馬込」の31.6%である。このように、年代により「馬込」と「向陽二号」とでは購入にやや差がみられる。
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