◆平田赤ねぎ <ネギ科>
ねぎは中国西部またはシベリア原産とされ、中国で葉ねぎと太ねぎに分化したといわれる。根深ねぎは炭水化物、糖質、食物繊維を含み、加熱すると甘く感じる。ねぎの香りと辛みは硫化アリルによるもので、硫化アリルは食欲増進、ビタミンB1の吸収をよくするなどの働きがある。また新陳代謝を活発にし、疲労回復や神経の鎮静化、血液サラサラ効果なども期待できる。
◎平田赤ねぎ
- 平田赤ねぎは酒田市(旧平田町)飛鳥地区などで農家の自家用に作られてきた在来野菜。根元が鮮やかな紅色で、ほとんど枝分かれせずに太いままの一本ねぎ。葉全体がやわらかく、生だとピリリと辛いが、火を通すとトロリと甘くなる。赤ねぎは、生の場合の糖度は5.9だが、加熱すると8.1になる。
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