タイトル<野菜の学校>
● 2010年度「野菜の学校」 ●
- 2010年11月授業のレポート -
【当日の庄内野菜とその料理】
※植物分類表記は、系統発生解析による新しいAPG分類体系に基づく

◆食用菊(もってのほか、もって菊) <キク科>

 食用菊には、料理のつまに使われるつま菊と、花びらを食べる大輪種があり、つま菊以外はほとんど山形産。「もってのほか」、「もって菊」などの大輪種は薄紫色の延命楽、黄色は阿房宮という品種。食用菊は苦みが少なく、甘みがある。

 食用菊は生でサラダや刺身の添え物にしたり、ゆでておひたし、酢のもの、あえもの、天ぷらなどに。ゆでて冷凍しておくと、いつでもすぐに使えて便利。

 


食用菊のおひたし
(からしじょうゆ)

 ◎もってのほか、もって菊

  • 「もってのほか」は花びらが筒状なので、歯ざわりがシャキッとしているのが特長。

  • 「もってのほか」の名前の由来は「天皇の御紋である菊を食べるとはもってのほか」とか、「もってのほかおいしい」から転化したともいわれている。



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