◆あぎ茸 <ヒラタケ科>
学名はPleurotus
eryngii var.ferulaeで、エリンギの原種に近いものとの意味。京都大学の山中勝次教授ときのこ生産者の竹内秀治氏によって、中国で人工栽培されている品種の中からエノキダケ栽培施設を利用できて、日本の食生活にも適合しそうな品種として選ばれ、導入された。
栄養・効能に関しては、オーソライズされたデータはない。
クセがないので、どんな料理にも合うが、ソテー、フライなど、油を使った料理に特によく合う。(社)長野県農村工業研究所の分析によると、アミノ酸の含有量が他のきのこより多いそうで、うま味が多いので、網焼きやせいろ蒸しなど、素材そのものを味わう料理もよい。
|