◆御津の青瓜 <ウリ科>
シマウリ群の黒門系、黒門青大縞瓜。淡緑の果皮に白い縞が入った長円筒形で、1kg前後の未熟なものを、6月中旬〜9月にかけて収穫する。 約30年前に愛知県犬山の「青瓜栽培」を視察研修した際に導入された。瓜は原産が中近東の砂漠地帯であること、また江戸時代から西播地域の瀬戸内沿岸では瓜を栽培していたことから、御津の干拓地の砂地圃場で栽培されている。 主に浅漬け、粕漬けなどに加工される。夏場は大根のかわりに刺身のつまに利用されることもある。