ピーマンを嫌う理由について、その内訳(図4)を見ると、味をあげた児童が96.6%ともっとも多く、さらにその内訳をみると苦味が96.6%と圧倒的であった。
においをあげた児童が86.2%であり、食感については51.7%が嫌いと回答していて、その理由としてぐにゃとしたやわらかさ、シャキシャキ感、いくら噛んでも口に残る硬さをあげている。ただし、ピーマン料理の持つシャキシャキ感については、ピーマンを嫌いと回答した児童のうち、44.8%は好きと回答している。
色が嫌いとした児童は17.2%と少なかった。
ピーマンが嫌いなものは苦味のある味とにおいを好まず、色やシャキシャキした歯ざわりは余り嫌われていないといえる。
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