第9章 野菜のおいしさに関する意識調査とタマネギの官能評価
味覚と食嗜好研究所 山口 静子
附表1 野菜に関する意見(その1)

 以下に238名の意識調査から得た自由意見を列挙する。1人の意見が複数の内容を含むものは別項目に分割し、仮の見出しをつけて分類した。「です・ます」調は「である」調に統一した。内容の正当性のいかんは問わず生の声が大切と考えデータの加工・解析はせずすべて意見として列記した。

質問2 野菜に対して何なりと望むこと

  •  甘さ本位の方向にいかないでもらいたい。味の複雑さ、その野菜の個性を尊重しながら、むしろ食べ方の教育、調理の工夫を広めたい。
  •  苦味酸味、辛みと野菜本来の味は決して捨てないようにすべきである。
  •  総じて味が薄っぺらでコクのような微妙な味わいがなくなったが、特定の味を強化するのでなく、微妙な味を大切にしてほしい。そういう味はうまく言葉でいえないが、豊かな土壌と太陽と育てる人の愛情によって産み出されるものと思う。

  • 甘味 野菜本来の甘みがあり、みずみずしいもの。
  • 甘味 甘みばかり追求しないでほしい。
  • 甘味 甘さは好みもあるのでいろいろな甘みのトーンがあってよいと思う。
  • 甘味 本来甘味を特徴としない野菜に甘味をつけないでほしい。今ある人参にしてもサツマイモ、栗にしても穏やかで素朴な甘味がおいしいので、菓子と
    は違う。
  • 甘味 トマトや果物の糖度競争や、林檎の蜜入り=甘いといった方向には進んでほしくない。
  • 甘味 野菜のおいしさは甘さだけではない。出汁や脂で変化させた味だけを追い求めないで。
  • 甘味 果物も数年前から甘すぎて食べるのを止めたという知人もいる(特に高血圧や糖尿病肥満を気にしている)。病人やダイエットにとっても野菜の甘み
    化は深刻。
  • 甘味 メタボ対策に人参ジュースを作って飲んだら甘くて驚いた。1回でやめたが野菜を甘くすることは健康にいいのか。
  • 甘味 ただ甘みの強いものだけの果物は食べてがっかりするから酸味のあるものを作って欲しい

  • 酸味 トマトなど、酸っぱさのバランスの質問がないのはどうかと思う。
  • 酸味 野菜、果物の酸味を大切にしてほしい。
  • 酸味 みかん、りんごなど酸味が足りなくなっている。甘ければいいというわけではない。

  • 苦味 苦いためにおいしい野菜から苦味をとる必要はない。
  • 苦味 昔のほうれん草は苦かったが今のほうれん草は苦味を減らす必要はない。あしたばは苦くておいしかった。苦味を大切にして欲しい。
  • 苦味 ふきのとうやわらびなど地域のほろ苦い味を大切にしてほしい。ゴーヤもよいが本来南国の風土にあった苦味であり、先ずはそれぞれの地元に伝わるふきのとう、タラの芽などほろ苦い野菜を大切にすべきである。

  • アク 昔はアクの強いものもあったが、今の野菜でアク抜きの必要なものはほとんどない思う。最後の一滴までアクを搾り取ったら気が抜けたサイダーになる。

  • 本来の味 昔の味に戻すためのプロジェクトになってもらいたい。
  • 本来の味 野菜本来の味を引き出してほしい。
  • 本来の味 野菜のそれぞれが持っている味が欲しい。
  • 本来の味 本来の味を守って
  • 本来の味 野菜本来の味を大切に作ってほしいと思う。
  • 本来の味 野菜本来の深みのある味を求める。
  • 本来の味 野菜本来の味があるものを望む。
  • 本来の味 今までの本来の味のある野菜を守っていきたい。
  • 本来の味 その野菜本来の味(私も知らないものが多いと思うが)。味のする野菜を取り戻して欲しい
  • 本来の味 素材の味を生かし、かつ自然に育った野菜を望む。
  • 本来の味 野菜の持つ本来の味わいを大切にし農家の努力が報われるようになって欲しい。
  • 本来の味 野菜本来のおいしさを大切に作って欲しいのと、食べ頃を正しく教えてほしい。
  • 本来の味 素朴な味、本来の味がどういうものかわからなくなっているのかも知れない。
  • 本来の味 もともとの味を大切に。今のおいしさは甘さと軟らかさ、おもしろさに走っている気がする。
  • 本来の味 なぜトマトは完熟しかないのか。青みのあるトマトも必要ではないか。
  • 本来の味 天然物素朴なものを流通させてほしい。
  • 本来の味 おいしさを追求して欲しい。
  • 本来の味 安心して食べられるフレッシュなシャキっとした食感で自然な甘味、味わいのあるものがあればと思う。
  • 本来の味 本来の機能性や文化を失わないようにあってほしい。
  • 本来の味 野菜の機能性を大切にしてほしい。
  • 本来の味 形ではなく、風味を大切にしてほしい。野生のものを「もどき」に生産するのはよくない。
  • 本来の味 苦いと感じる野菜が増えた気がする。野菜本来の味が楽しめるものがもっと増えて欲しい。
  • 本来の味 野菜の色、形、大きさにはそれぞれ深い意味がある。それを安易に変化させることは慎むべきで、生産者のみでなく消費者も食に対するモラルを確立すべきである。
  • 本来の味 農薬や科学的なものを加えたものでない本来のもの、自然のものを希望する。消費者も形や色や食べやすさのみ、値段のみにとらわれるべきではないと思う。
  • 本来の味 見ため、サイズを揃えることを重視せずに、本来の味に重点をおいた作物野菜が市場にでる仕組みに戻して欲しい。
  • 本来の味 規格化されて味や栄養も薄くなったものより、もっと元気な野菜を食べたい。
  • 本来の味 ジャンクフードの時代にあった野菜ばかりを追っていると本来の食は崩れていくと思う。再考してほしい。
  • 本来の味 きゅうりの発表全く共感できなかった。四葉きゅうりは私の周囲では非常に評価が高い。甘さ→おいしいという単純な結果でなく、野菜の品種による特徴を客観的に(おいしいとかではなく)分析し、その特徴をどうおいしくする手だて(調理)があるかを調査されてはどうか。単独成分でおいしさが測れるなんて発想自体がおかしい。

  • 野菜の力 野菜の力は抗菌力、免疫力、酵素の力。これらは旬とも大きく関わっている。今の野菜は低下している。旬を選び正しい農法によって取り返さなければならない。
  • 野菜の力 土壌からくる菌が免疫力を与えている。水耕栽培では得られない。

  • 香り 香りや味がはっきりした野菜が食べたい。
  • 香り 香りは直接的な香りと口に含んだ香り(フレーバー)と別だと思う。
  • 香り 昔ながらの青臭さのあるトマトが好き。甘いフルーツトマトは食べた気がしない。
  • 香り トマトはトマトの香りなどの野菜が好き。形などは気にならない。
  • 香り それぞれの香り味を大切にして欲しい。

  • 食感 野菜、果物とも食感が重要。
  • 食感 本来の噛みごたえを生かして欲しい。そこから出るうま味を感じたいと思う。
  • 食感 スジ張ったり、水っぽくない野菜がよい。

  • 見た目 形、見た目だけにとらわれない野菜作りと販売
  • 見た目 見た目より味。
  • 見た目 見た目にこだわらないおいしい野菜作り。
  • 見た目 なす、きゅうり等の野菜は形よりもおいしいものがよい。
  • 見た目 形が不揃いでもよい。
  • 見た目 形がきれいな野菜ではなく、不揃いでも色がつやつやしたものがいい。
  • 見た目 形にこだわる傾向があるが、料理で形を重視するものがどれくらいあるか疑問。
  • 見た目 形や色の良さにこだわりすぎて、市場性だけを考えているように見え、いただけない。もっと素朴がよい。
  • 見た目 形にこだわらず、今現在では規格外とされているものでも安く買えるなら大歓迎。
  • 見た目 素朴で結構。四角いスイカは止めていただきたい。
  • 見た目 形は多少変でもおいしい方がよい。
  • 見た目 見た目は悪くてもいいので、美味しい野菜を作ってほしい。
  • 見た目 見た目は美しくなくてよいから安全で安価のものを望む。
  • 見た目 少し形が悪くても安価でおいしければどんどん買いたいと思う。
  • 見た目 不揃いでも買います。捨てないでください
  • 見た目 曲がったきゅうりでも市場に格安で出荷してほしい
  • 見た目 見た目のよさより味のよいものを食べていきたいと思う。
  • 見た目 形のよい物ばかりでなく味を大切にして欲しい
  • 見た目 最近曲がったきゅうりや傷物の果物などが市場に出回っているのはよいことだと思う。
  • 見た目 曲がったきゅうりばかりが普通より高く売られていた、自然に見えるよう規格外を高く売っているのではないかと疑ってしまった。

  • 大型 大きめの野菜(きゅうり、なすなど)のおいしさも評価して欲しい。
  • 大型 最近驚くほど大型の野菜や果物が増えているが、味が同じなら、一度に食べきれる量、使いやすさ、愛らしさ、なども大切。食べきれずもてあますと嗜好も長続きしない。

  • 個性 野菜の個性をなくさないでほしい。
  • 個性 おのおのの野菜の個性を大事にして欲しい。
  • 個性 その種の個性を大切にして欲しい。
  • 個性 食べやすさを追求するせいか、トマト、ピーマン、ほうれん草、大根などの一般的な野菜が画一的になりすぎてる。旬らしさも失われている、反対にいつ食べても同じ味。野菜個々のらしさも少ない。
  • 個性 画一的にならないで欲しい。「昔の味」=おいしいとも、「甘い、食べやすい」=おいしいとも肩を持つ訳ではないが、生活者の嗜好に全て合わせるのではなく、個々に個性があっていいのだから、そして食べてもそれを理解できるようにならなければならないと感じる。
  • 個性 単一な評価を決定するのは難しいのでは?と感じる(野菜、品種を含め)。野菜の持つ個性を情報として出し消費者が選択出来るようになればよいのではないか。
  • 個性 その野菜らしさの個性が味わえるもの。全体的に固すぎるものが多く調理工夫を要する。

  • 可食量 おいしい野菜、量がいっぱい食べられる野菜。

  • 伝統 伝統野菜、在来種は大切にしていきたい。
  • 伝統 地方の在来品種を大切にしてほしい。
  • 伝統 伝統野菜、沖縄産野菜が都会でも入手できる機会があればうれしい。
  • 伝統 昔の野菜が懐かしく思う。
  • 伝統 大昔に出ていたきゅうりが食べたい。なつかしい。

  • 進歩と伝統 伝統的な野菜はそのまま残す。一方で新しい野菜(品種)の開発もトライして行く。これ車の両輪!人類は古くからそうやってきた。
  • 進歩と伝統 伝統野菜は守り、食生活や好みが変わることは食文化だから仕方がないが、あまり植物に対して無理はしないでほしい。

  • 品種改良 あまり品種改良をしすぎると、本来持つべきものの食感及び味が損なわれていくような気がする。食べ物は嗜好なので難しいとは思うが …
  • 品種改良 同じ野菜でも種類がとても多く、料理の種類によって使い分けなければならないと感じている。特にトマト、じゃがいもは種類が非常に多く、味の変化を楽しめる反面、購入時に迷ってしまう。
  • 品種改良 本来の野菜の味を重視し、過度の品種改良をやめてほしい。
  • 品種改良 珍しい新しい種類の野菜も近くのスーパーなどで売っていれば食べてみたい。
  • 品種改良 茹でて簡単に食べられる野菜を開発。すぐやわらかくなる大根。蕪の根と葉のバランスが悪い、根を大きくする。
  • 品種改良 むやみに品種改良しないでほしい。クセがなくなるのはその野菜っぽさがなくなる気がしてつまらない。
  • 品種改良 品種改良せず昔ながらの野菜を栽培して欲しい。
  • 品種改良 多くの野菜・果物に種子がないような気がする。
  • 品種改良 野菜や果物に含まれている栄養成分が多くなるとよいと思うが、それぞれの特徴を残してほしい(苦味、辛みなど)。
  • 品種改良 新しい野菜を作ることも素晴らしいことだと思う。しかし個人的にはどんなものもその年の天候や土地が反映された味が味わえたらいいと思った。
  • 品種改良 目新しいものを開発、流通するより旧来の野菜をもっと取り上げてほしい。例えば野菜にしても手間をかけてもおいしく食べられる品種をもっと普及して欲しい。
  • 品種改良 品質改良やバラエティ化が急速に進んでいるので、食品成分表などはどこまで意味があるのか分からないが、栄養計算のベースになっている。つまり食品成分表は病人食を含めて食物摂取を支配しているのであるが、変化とバラエティ化についていくには毎日分析しても追いつかない。食品のあまりにも急速な変化は食と健康の基盤を失う。

  • 栄養 色の濃い野菜を作って欲しい。栄養素がたっぷり詰まった野菜がいい。
  • 栄養 味よりも栄養を重んじたい。
  • 栄養 野菜不足になりがちなので、効率よく栄養がとれるようにしたい。
  • 栄養 人口の増加により今後食糧が不足してくるので安全で栄養価の高い野菜を大量産できるシステムができるとよい
  • 栄養 栄養量と新鮮さ
  • 栄養 ビタミンミネラルの栄養成分が豊富であってほしい
  • 栄養 微量成分を減らさない。

  • 健康 日本の医療費が34兆円になり、年々1兆円増加している。良質野菜の正しい摂取で、ガンからアトピーまで医療費は大幅に下げられるはず。
  • 健康 病気にならない予防、未病について食の健全化が必要
  • 健康 健康な土壌が健康な野菜を作り健康な人間につながる、
  • 健康 健康な野菜作り、健康を増進できる野菜の供給

  • 旬・季節 収穫時期(旬)によって大きく違うのではないか。
  • 旬・季節 現在の収穫期がおいしく栄養価の高い時期と一致しているのか?
  • 旬・季節 年間いつでも食べられる野菜はおいしさに差があるのが当然。官能調査は大変難しいことと思う。料理教室で消費者対象に食育を進めているのでPOPを上手に付けてほしい。
  • 旬・季節 本来の時期に食べたい。
  • 旬・季節 同じ野菜を1年中食べられてしまうのも季節感がない。
  • 旬・季節 季節感、旬を大事に生産して欲しい。
  • 旬・季節 旬の時期でないものはやはり味が乗っていない。旬の時期の物はおいしいと分かっていても1年中野菜を購入することができるようになった現在旬の時期が分からなくなっている。消費者に分かり易い店頭表示を希望。
  • 旬・季節 旬なもの、本来の味が食べたい。
  • 旬・季節 野菜は旬があって当然、夏のほうれん草はまずい、無理に冬場にきゅうりを食べなくても旬を楽しみたい。
  • 旬・季節 今は豊富に沢山あるが季節感を感じたい。
  • 旬・季節 旬の野菜が食べたい。
  • 旬・季節 旬のものをおいしく食べたい。
  • 旬・季節 宅配の野菜で1週間分の献立を考えている。旬のものはそのときにきちんと食べて行くようにしている。
  • 旬・季節 年中買えるので食品から季節感が薄くなったように感じる。
  • 旬・季節 ウドやフキなど、季節感のある野菜は割合高値なのは仕方がないのだろうか? 若い人や小さい人にもこのおいしさを分かって欲しい思いがする。
  • 旬・季節 季節を大事に。
  • 旬・季節 季節と旬を大切に。
  • 旬・季節感 分析データを蓄積しているが、季節によって糖、アミノ酸、ビタミンなど成分の量が大きく異なることを知ってもらいたい。
  • 旬・季節感 季節を知ってもらいたい。

  • 鮮度 もう少し新鮮に。
  • 鮮度 新鮮度をいかに保つか(良食味を保つために)。
  • 鮮度 新鮮なものが身近な所(スーパー)などで手に入るとよい。
  • 鮮度 新鮮さ。
  • 鮮度 新鮮なものを常に食べられるようにして欲しい
  • 鮮度 また、野菜の保存方法が分からず冷蔵庫の中で傷んでしまい捨てることもある。保存方法、余った場合の冷凍保存方法などが野菜購入時のパッケージなどに書いてあると助かる。個人的にはレシピがのっているとより役立つと思う。

  • 食べ方 サラダといえば生野菜と考えるが全て加熱しても生の食感を保った温野菜サラダとなる。こうした調査研究をしてほしい。
  • 食べ方 サラダより調理して量を多く摂取することをもっと推奨すべき。
  • 食べ方 あまり品数を増やして食べることがないので、手のかかる里芋、ゴボウなど安いのが大助かり。外食の時に食べておいしいと思ったときはサラダなどに取り入れて使うようにしている。
  • 食べ方 生でおいしいとうれしい。
  • 食べ方 温野菜、冷野菜などの食べ方の区別がめちゃめちゃになってしまった。
  • 食べ方 沢山種類があり、それぞれに特徴があるので、いろいろ選べて楽しい調理方法や保存方法を知る方法があるともっと食卓に取り入れられると思う。
  • 食べ方 海外では煮ておいしい、焼いておいしいなど食べ方に合う品種が使い分けて売られているが、日本ではそういう情報が分からず、例えば大根おろしにはどの部位、煮るにはどの部位などが分かっていない。食べ方の情報提供が必要。

  • 安全・安心 安全・安心な野菜を望む。
  • 安全・安心 安全な野菜を安心して食べたい。
  • 安全・安心 何はともあれ安全な野菜を望む。
  • 安全・安心 安全性を第一に考えてほしい。
  • 安全・安心 安心して皮ごと食べられる野菜。捨てることなく(大根の葉も人参も野菜の全てを味わえる野菜
  • 安全・安心 安全。
  • 安全・安心 安全で安くておいしい野菜を生産者に作ってほしい
  • 安全・安心 安全なもの。
  • 安全・安心 何よりも安全。
  • 安全・安心 ただただ健康な野菜がほしい。おいしさと栄養を頂いて感謝と幸せな日々を頂けたら幸せでうれしい。
  • 安全・安心 安全な野菜、形にこだわらず安価な方がうれしい。
  • 安全・安心 産地をはっきり、輸送、生産日もはっきり、農薬をはっきり書く。無農薬希望、安全な土壌、遺伝子組み換えでない。
  • 安全・安心 安価でしかも安全な野菜を求めている。不揃いなものも流通に乗り、手に入ればよいと思う。生産者のご苦労もあるが、畑で処分されている野菜を見ると心が痛む。天候、生産調整など、様々な問題が解決できればよいと思う。野菜なくしては食は成り立たない。
  • 安全・安心 安全であって風味があり、本来の味を大切にした野菜が食べたい。

  • 国産 国産でおいしい野菜を望む。
  • 国産 輸入を止めて国産だけにしてほしい。
  • 国産 なるべく国産で安く提供して欲しい。
  • 国産 国産野菜が安全に食べられることが大事と思う。
  • 国産 国産野菜だけを買うようにしているが、外食や出来上がった調理加工品では相当食べていると思う。国全体とし自国生産を進めてほしい。

  • 農薬 残留農薬のない野菜かどうか不安。販売店で定期的に結果を公表して欲しい。
  • 農薬 農薬を使わない野菜作りを目指す国にする。
  • 農薬 農薬が少ないもの流通させてほしい。
  • 農薬 農薬を少なく、安心して生で食べられる野菜が多くなることを望む。とくに果物など、皮ごと食べられるものが増えるとうれしい。多少虫がくっていてもよい。
  • 農薬 農薬に気をつけて栽培して欲しい。
  • 農薬 農薬を使わずに作ってほしい。
  • 農薬 出来るだけ農薬の少ない野菜を作ってほしい。
  • 農薬 農薬なしで安全な野菜を安心して食べたい。元気な野菜がいい
  • 農薬 形が悪くても虫食いがあってもよいので、農薬を出来るだけ使わないで欲しい。父が家庭菜園で作る無農薬野菜はとくに枝豆、虫食いのために2割程度しか食べられないがおいしい。
  • 農薬 無農薬が出てくれば有難い。
  • 農薬 農薬をあまり使わない野菜がもっと安く手に入れば有難い。
  • 農薬 消毒をあまりしてほしくない。
  • 農薬 気軽に生で食べ続けられるように農薬などには気を配っていただきたい。
  • 農薬 葉ものは大変だと思うが無農薬を望む。
  • 農薬 消毒を少なくして欲しい。
  • 農薬 農薬や化学肥料を用いていない安全な野菜を求めたい
  • 農薬 農薬は避けたいです。新鮮でおいしい野菜がたくさん食べたい。
  • 農薬 なるべく農薬を少なくしよう。
  • 農薬 農薬や化学肥料を使っていない自然体の野菜を子供達に食べさせたい。
  • 農薬 無農薬栽培のものを食べたい。
  • 農薬 農薬の少ない(ないものが望ましいが)ものを食べたい。それは真っ直ぐなきゅうりやきれいな野菜を買う自分を含め消費者の無自覚だと思う。自分の庭で作りたい。
  • 農薬 土壌診断で適切な農薬を選ぶことが大切。それによって農薬を使わなくてもすむこともある。

  • 生産方法 野菜の原種の保存、F1ばかりにならないようにしていくこと。
  • 生産方法 長い年月を経てわが国土で淘汰されてきた伝統野菜のタネを根絶しないで欲しい。
  • 生産方法 生産者のことを考えた仕組みが必要。
  • 生産方法 収穫日、品種名、栽培方法明記。
  • 生産方法 有機栽培だけが最高ではない。
  • 生産方法 産地の充実。R&Dの充実により農業の工業化に向かえると思う。
  • 生産方法 ハウス栽培ではなく、直接太陽の光があたる栽培にしてしっかりした味のするものにして欲しい。
  • 生産方法 実家では自家製の野菜を食べていたため、味・風味が濃く感じたが、一人暮らしを始めてみて、スーパーで買った野菜はあまり味がしなかった。スーパーでもおいしい野菜が買えるようになるといい。
  • 生産方法 のびのびと育った野菜が食べたい
  • 生産方法 生産者が作りやすい品種開発とおいしい野菜の差別化。
  • 生産方法 なるべく有機栽培を希望する。
  • 生産方法 全ては土の問題なのではないかと思うが不満(今は水耕栽培が多いとも聞く)。出来るだけ自然の土から育った物が食べたいものだ(夢?)。
  • 生産方法 寒さ暑さを乗り切る保存能力の高い物を開発してほしい(野菜本来の成分を保存)。
  • 生産方法 栄養がある土で作った野菜を食べたい。
  • 生産方法 いろいろな種類の野菜を摂るには流通も必要だが地産地消を増やし、もっと畑も各地に増やして、作物が育つ様子を間近に子供にも見せられるようにしたいし、愛情を注いでほしい。
  • 生産方法 微量成分、機能性成分を強化することを第一に考えるのではなく、土本来の力をフルに発揮できるよう、化学肥料に頼らず、農薬を使わず、自然の力で出来た野菜であれば、甘みが強くなくても、形がよくなくても受け入れる準備がある。
  • 生産方法 出荷の場合、流通の都合はあると思うが、太陽の恵みを沢山受けた新鮮な野菜が食べたいと思う。
  • 生産方法 遺伝子組み換え種やそれに合わせた農薬などの開発によって巨大化する米国型アグロバイオ産業に世界が支配され、食品が加速度的に変化することをどう考えるべきか国民レベルでの自覚とコンセンサスが必要。
  • 生産方法 野菜は畑ではなく植物工場で作る工業製品として農業が工業化されるとき、機械で測れない野菜のおいしさ評価は重要である。
  • 生産方法 生産者は効率でなく子孫の未来を第一に考えて作るべきである。
  • 生産方法 ターミネーター技術やトレーター技術など、巨大な資金で限りなく進む遺伝子操作に巻き込まれ、自然も人間も破滅に導かれる危険を感じる。これから一体どうなるのか恐ろしいが、恐ろしいと口にすること自体が時代遅れの無知な人間と思われるようで発言しにくいことがある。社会的関心を高め多くの人の議論の環を広げたい。
  • 生産方法 これからも沢山食べたい。

  • 流通・販売 店頭での情報発信量が少ない。もっと細かい情報発信が必要。
  • 流通・販売 どの用途に向くのか品種毎に表示してほしい。
  • 流通・販売 調理のしやすい大きさ、形状。安全に関する情報。
  • 流通・販売 産直ものを流通させてほしい。
  • 流通・販売 スーパーにいろいろな野菜が欲しい。
  • 流通・販売 多かったり少なかったりのない安定的な出荷をお願いしたい。
  • 流通・販売 近くの農家で、時々取れたての野菜をもらっているが、やはり新鮮なものはスーパーなどで売っている野菜より味風味が強くおいしく感じる。これからの日本の農業のあり方を考えると鮮度のよいとりたての野菜は高級品になりそうだ。野菜本来のおいしさを維持できる野菜、もしくは保存技術が望まれる。
  • 流通・販売 生産者や産地、農薬の使用等の情報が見える販売形態がより普及するとよい。
  • 流通・販売 野菜も果物もブランドによる味の保証がないので、どれがおいしいか判別できない。さりとて八百屋で野菜だけ少量買うのは面倒だ。
  • 流通・販売 料理教室で消費者対象に食育を進めているので、POPを上手に付けてほしい。
  • 流通・販売 品種の特性と調理性をもっと明確に消費者に情報提供していく必要性がある。
  • 流通・販売 煮物用、生食用など用途別の開発が必要。
  • 流通・販売 地場の野菜、果物を食べたい(有機栽培)。
  • 流通・販売 少人数なので使い切り多品種少量のパックが欲しい。
  • 流通・販売 家族が少人数なので小さい物や大きさを自由に選んで買えるとよい。
  • 流通・販売 都心では無理な事だが、蓮根など産地直送のような新鮮なものを食して見 たい。
  • 流通・販売 トマトなど種類が多すぎて選ぶのに困ることがある。近所の直売店で求めたい。
  • 流通・販売 冷凍乾燥野菜など、手軽に使用できる野菜が多種出回るようになるとよい。一人暮らしにとってはその方が手軽に摂取できる。
  • 流通・販売 何ごともとれたてはおいしい→よりスピーディでストレスのない流通。
  • 流通・販売 近所の八百屋の多くが廃業になったが、かろうじて残っている八百屋は意外に安くて品がよく、自家製の漬け物や焼き芋なども売っていて、顔見知りなので安心できる。八百屋の強みを発揮し頑張って欲しい。
  • 流通・販売 直売や通販もいいが、野菜は毎日欠かせない生命の源であり、大多数の人のためのまともな公的販路の充実が先ず大切。

  • 価格 価格の手頃さ。
  • 価格 手をかけたものはおいしく差別化できるが価格が高い。
  • 価格 安くておいしくなってくれれば望ましい
  • 価格 おいしい野菜を安く食べたい
  • 価格 安くなってほしい
  • 価格 値段が安く安心な野菜が食べられること。
  • 価格 努力と品質が評価される価格で売れること。
  • 価格 質のよい野菜であれば高くても買いたいという人はかなりいる。質のよいものが生産者の努力が報いられる価格で売れることで農業の後継者も守れる。また高くてもおいしいものなら大切に食べるので無駄もなくなる。
  • 価格 自家用車で他県に買い出しに行ける人、特別栽培のものを買える人だけがおいしい野菜を食べ、買えない人は低コストの大量生産品を食べるという2極分化が起こるのは問題。大多数の国民が日常的に食べるものは一定以上の品質のものを安定的に保持し、消費者も食べることの重要性を自覚し、むやみに安物を求めることによって野菜の品質レベルを引き下げるべきではない。
  • 価格 1万円もする果物などは需要が限られたもので、差別化や高付加価値をつけた野菜の開発のみを目指しても長期的な利益には結びつかないと思う。野菜のおいしさは日常的なものの中にあるべきだ。

  • 包装 過剰包装が多すぎる。資源や温暖化にとっても対策を課題とすべきである。
  • 包装 三つ葉や大葉はじめ野菜の包装容器の容積は中身を上回っている。野菜は毎日消費するものであり、食べる度に出すゴミの山(残飯を含む)を減らす努力をすべき。
  • 包装 野菜に使われるプラスチックやポリウレタンなどの包材の年間使用量と食べ残し廃棄量に目を向け、その分を良質野菜の生産と無駄のない食べ方の研究に注ぐべき。

  • 意識 食の優先順位と良心順位を高める。
  • 意識 人々は自分の身体の構成成分となる食物の選択に対してあまりにも無防備、無関心、無責任なのではないか。
  • 意識 もっと食に関して「言う気」という発言、発信力を!
  • 意識 自分の健康は自分で守れないと自分の経済も自分で守れない。
  • 意識 現代人は情報を飲食している。子供のときから食育で食の自立と自炊力を!
  • 意識 食育と言うけれど、子供より大人の食育こそ先決ではないか。本当に味の分かっている人がどれだけいるのか(特に調理に関わっていない男性)。
  • 意識 風土に合った優れた自国の野菜を疎かにして、次々に珍奇な外国野菜や新品種を追い求める愚かさに消費者が気付く必要がある。
  • 意識 小学校の給食担当栄養士に聞いた話だが、生野菜は出せず、跡形もないほどくたくたになるまで加熱し、りんごなどは手袋をして3回も洗わなければならないという。野菜や果物に毒か仇に立ち向かうように警戒心をもたせることが現代の食教育なのかと悲しく思う。

  • 社会的支援 消費者の自覚とマスメディアの責任。大人の食育など社会的なサポートが必要。
  • 社会的支援 日本でもフランス映画「未来の食卓」のような活動、幼児の野菜摂取アップ実践教育などは日本でもかなり行われている。


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