塵一つ落ちてないくらいに掃除された室内、最初に事業概要の講義を受け、その後検査室の見学です。
センターは、「日本と同じ」厳しい目でチェックし、安全の確保、品質価値を向上すべく、お客様支持率No.1を目指す、最高水準の安全管理体制を構築するために、2008年に設立されました。中国内グループ会社をはじめとする日本以外の国・地域で生産した商品に対する品質向上活動、お客様対応業務を行っています。品質管理は監査と検査の2チームに分かれて行われ、監査は工場監査、圃場や包装材料の原材料などの点検、生産立ち会いをし、「安全」な商品が生産されていることを現場レベルで総合的にチェックしています。検査は、理化学検査(残留農薬、重金属、GMOなどの検査)、微生物検査、商品検査、情報管理の4部門に分かれ、法基準に適合した「安全」な商品であることを検査確認しています。
説明が終わり、見学開始です。各室、ガラス張りで、機器、および検査の様子が手に取るようにわかるようになっていて、お客様への「安心」に対応しています。見学者の私も機器の種類、徹底した検査体制には圧倒されました。
見学後、質疑応答がありました。「農薬の検査については、原料・商品検査の他、農薬そのものの検査も行う」「監査員は大学では養成しないため、鍛え上げなければいけないので、人材育成に時間が必要」「サンプルの取り方は各圃場ごと」等々。時間が足りないくらい充実した時を過ごしました。
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