タイトル<野菜の学校>
● 2011年度「野菜の学校」 ●
- 2011年9月授業のレポート -
【当日の兵庫野菜とその料理】
※植物分類表記は、系統発生解析による新しいAPG分類体系に基づく

◆網干(あぼし)メロン <ウリ科>

 日本古来のまくわ瓜(梨瓜群)と洋種メロンとの交雑で生まれたといわれる甘い露地メロン。果重150g前後の楕円形で果皮は緑白色で浅い条溝が10条ほどある。果肉は淡緑色で、香気高く、歯切れよく、糖度15〜16度(最高級のネットメロンが約16度)と甘みが強いが、後味がサッパリしているのが特徴。

 江戸時代に新宿鳴子宿名物だった鳴子瓜によく似ているという。大正年間(1921年)より栽培され、昭和2〜3年頃に網干メロンとして出荷したらしい。その後昭和10年頃に兵庫県立蔬菜採種場で改良される。露地物とハウス栽培があり、6月末〜8月中旬まで収穫される。

 生食。畑ではヘタが離れるのを待って完熟果を収穫する。熟した果実を皮や種ごと丸かじりして食べてもやわらかく、小さい種も気にならずにおいしい。

 姫路地方ではお盆のお供えにはなくてはならない瓜だった。


網干メロン


網干メロン

 
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