◆丹波の山いも <ヤマノイモ科>
大和いも黒皮種。丸くて大きく、粘りが強い。丹波の土自体、粘りが強いので、いもはゆっくりしか育たない。また、内陸のために昼夜の温度差が大きいことも、粘りの強いよいいもが育つ条件を備えている。ルーツは「伊勢参りの際に伊勢いもを持ち帰った」、「自生する自然薯に改良を加えた」、「大阪府東能勢町の妙見参りの土産として持ち帰った」、「奈良より移入した(大和いも)」など諸説ある。江戸時代には篠山藩主青山公に献上されていた。
丹波の山いも