タイトル<野菜の学校>
● 2010年度「野菜の学校」 ●
- 2011年3月修了式のレポート -
【受講生のスピーチ】
  • 自宅で料理教室を開いています。生産、流通、消費が一緒になって話ができる貴重な場でした。

  • 千葉で農業をしています。作る立場からは、食べくらべに違和感があったのが正直なところです。作りやすく、おいしく、たくさんとれるという3つの条件はそろわないと、常日頃思っていたので、今日の話は大変ためになりました。

  • 金沢で流通に関わっています。3月から田舎へ行き、ちゃんと作れば売れる時代になるよう、その先取りをしようと思っています。

  • 野菜を作っています。土によって野菜が変わることも知りました。芽が出て花が咲いた時の喜び、自分で種をとってみると農家の大変さもわかりました。野菜作りの楽しさを伝えて、日本中の農家が元気になってくれるといいと思っています。

  • 食品メーカーに勤めています。2期目でしたが、野菜の深さ・素晴らしさを実感し、もっと勉強したい。

  • 野菜普及員として、栽培・販売指導をしています。各地の現状がわかるので、毎回楽しみです。

  • スーパーで働いています。毎回の試食が楽しみで、伝統野菜をいただくことで、その地に行った気分になれました。

  • 国産農産物をITで売る仕事です。知らないことがいっぱいあることがわかりました。現地に行かなくてもおいしく食べさせてもらえて感謝しています。

  • 伝統野菜はおいしいだけではなく、文化・歴史+αの語り部になってくれる野菜だと思いました。野菜を知らない友人を、もっと畑に連れていこうと企画しています。

  • 野菜ジャーナリストとして取材・勉強をもっとしたい。来期は全国にある野菜やくだものが冠に付いているマラソンにも参加するつもりです。

  • 能楽師です。能の曲は室町からの戦乱で途絶えたものがたくさんあります。一度絶えたものを復興させるのは本当に大変で、伝統野菜と共通するものを感じています。

  • レストランなどの業務用に野菜を納める八百屋です。勉強したことを地元に持ち帰って生かしたいと考えています。

  • 管理栄養士、野菜ソムリエとして、食に関するあらゆる仕事をしており、自分を見つめ直すきっかけになりました。慣れ親しんだ地を離れ、外に出たことでローカルアイデンティティについて考えるようにもなりました。栄養士として、食が体と結びついていることは数値でも理解していますが、野菜はもっと心と結びついているのでは? ベジフルセラピーとでも命名できるように思っています。
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