◆仙台雪菜 <アブラナ科>
ツケナ類の一種で小松菜や長岡菜に似ている。葉は肉厚で濃緑、丸型。10月上旬に播種し、12月下旬〜1月に収穫。霜に当たると甘みが増し、ほろ苦さとほどよく調和して雪菜独特の風味が出る。雪の降る寒さに耐え、自らを縮め、糖分やうまみを蓄える。
アブラナ科の野菜は、辛み成分(イソチオシアネート)を含むのが特徴。栄養成分としては小松菜に準じる。
食べ方はおひたし、煮びたし、みそ汁の具、炒めもの、天ぷらなどが一般的だが、青菜炒めや炒飯等の中華風炒め料理にも合う。春にとうだちしたつぼみも風味がある。菜の花の浅漬けとしても使われる。お雛様のからしあえ、ハマグリのお吸い物、おすしの具に。
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