◆北之庄菜(かぶ) <アブラナ科>
北之庄菜=北之庄かぶは日野菜かぶの変異種と考えられ、かぶの部分の直径が3〜4cm、長さ12cm程度。葉は全体が緑色で茎と葉脈のみ紫紅色(しこうしょく)。根の地上部は紫紅色、地下部は白色で肉質は緻密。ほのかな甘みとほろ苦さがあり、アクが少々あるのが特徴。北之庄菜は「100本取れたら100本違うやっかいな野菜」といわれるほど、出来にバラつきがある。
北之庄菜
浅漬け、ぬか漬けなどの漬けもの向きだが、おろしても水分が少ないため、みぞれ鍋などにもよい。また油と相性がよく、ほどよい辛みがあるため、きんぴらなどの炒めものやおひたし、汁ものにも。