◆鮎河菜(あいがな) <アブラナ科>
甲賀市土山町鮎河地区でのみ栽培されている。地元では「鮎河水菜」とも呼ばれ、自家栽培されている。9月に水田裏作として播種、春3〜4月頃、菜の花のようにとう立ちした茎葉部分を手で折って収穫する。栽培の始まりは平安時代からとも、大正時代ともいわれる。 特に茎が甘く、生でかじってもおいしい。地元では塩漬けにするのが一般的。おひたし、ごまあえ、油炒め、天ぷらにも。
鮎河菜の塩漬け