ダイコンは約4千年前の古代エジプトにおいてピラミッド建設労働者へ給与されていた事実から、世界的に古くから主要な野菜であったことが想像されます。我が国においても、古事記ならびに日本書紀に『於朋泥(おほね)』として記されていることから、既に8世紀には伝来していたとされ、その後品種分化が顕著に発達し、江戸時代には様々な地方在来品種が全国各地に分布するに至ったと考えられます(北村 1958)。
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