料理記者歴55年という氏は、子どもに食事を与えないという昨今の虐待事件などに触れ、飢餓を体験した世代から「命は食にある」ことをもっと伝えていかなければいけないと話されました。

　かつて、健康のためには「魚1、豆1、野菜4」の割合で食事を摂ることがすすめられ、戦後はさらに牛乳と卵がプラスされましたが、それによって長寿の国となり、中学生も戦後、平均身長は10cm以上も伸びたそうです。

　野菜はとりわけ大事なもので、野菜に関心をもち、勉強しようという人たちがこんなにたくさんいることを心強く思うと、激励の言葉を頂戴しました。